お知らせ
おかげさまで日本原料は創業75周年を迎えました
日本原料株式会社は、2014年7月28日、創業75周年を迎えることができました。
これもひとえに皆様方からの長年にわたるご指導とご愛顧の賜物と、深く感謝申し上げます。
弊社は1939年(昭和14年)に硝子原材料である硅砂の製造販売を目的として設立した後、終戦後の1945年にGHQ技術本部から戦後復興と水道基盤作りのために「ろ過砂」の製造を推奨されてからは、ろ過材の専業メーカーとして日本の水道事業と共に歩んでまいりました。
トップメーカーとして日本の浄水場の8割以上でご利用いただいており、昭和30年代後半からは当時入れ替えが主流であったろ過池で使用した汚砂を洗浄して再利用する「更生工事」を提唱し、全国の浄水場で施工させていただいております。
また、砂の粒径を崩さず汚れだけを剥離洗浄する国際特許「シフォン洗浄技術」を開発し、本技術を用いた水処理シリーズ製品の開発も行っております。
近年では、緊急災害時などに利用できる移動式ろ過砂浄水装置「モバイルシフォンタンク」、電気のない国や地域で活用できる小型の「シフォン無電源ろ過装置」を発表いたしました。
国内外で利用いただいており、昨年末フィリピンを急襲した台風被災地にも緊急給水支援チームを派遣いたしました。
2014年3月期末の売上高は過去最高を計上し、OEM契約の締結や取引増、海外案件の増加など、順調に業容を拡大しております。
創業75周年を迎えた本年、弊社では「WATER PLANet プロジェクト」を推進しております。≪安全な水にアクセスできる小型浄水装置の点[Pin]を打ち、2点打つことで繋いで線[Line]に、3点打つことで面[Area]を形成し、世界中に網羅[Network]し、世界の「水」格差を解消していく。≫ 各々の頭文字をとってPLANetです。
今後も安心・安全な「水」を世界中に届けるため、「ろ過」「ろ過材」「水処理」の知見をもとに、日本原料ができること、日本原料だからできることに一層努め、その先の80年、100年に向け邁進してまいります。