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ろ過材

0.6Interceptor

シフォンタンク専用ろ過材(インターセプター/ゼブラレイヤー)

低CO₂

捕捉量大

除濁

高い濁質捕捉量と高流速処理を可能にしたろ過材メーカーの高機能複層ろ過層
日本原料が開発した、高機能なろ過材です。
当社の水処理装置、シフォンタンクとモバイルシフォンタンクの専用ろ過材です。

0.6インターセプター

通常のろ過砂と比較して濁質捕捉量が多く、ろ過効率が高く、かつ逆流洗浄時の洗浄効果が高い「0.6インターセプター」を開発しました。
JWWA A 103規格を遥かに上回る厳しい社内基準に基づいて生産された、有効径0.6㎜の高品質なろ過材です。
ろ過材メーカーの日本原料だから実現できた驚異の広帯域型ろ過材「0.6インターセプター」は、従来のろ過砂では解決できなかった様々な問題解決に役立ちます。

特長

  1. 濁質捕捉量が極めて高くなります。
    ろ過層の中下層付近まで均一な空隙が確保されているため、濁質捕捉帯が広く濁質捕捉量は1㎡あたり、圧力式の場合従来の0.6mm-1.3以下のろ過砂の2.3倍です。
  2. 処理水の水質が安定します
    逆洗膨張率が約5%高く洗浄効果も高くなり、濁質の残留が極めて少なくなります。
    表層でのろ過閉塞や下層での漏出が起こりにくく、処理水質が安定します
  3. ランニングコストの大幅な削減が可能
    清浄な状態に保たれている期間が長くなり、逆流洗浄サイクルの延長や更生工事サイクルの延長が可能となります。維持管理費用の大幅な削減が可能です。
  4. 環境への配慮
    逆流洗浄の頻度が少なくなるため、逆洗水の削減が望めます。
    産業廃棄物の削減が可能な上、濁質により密度が低下して生じるろ過材の流出現象も軽減することができ、CO₂削減に大きく貢献できます。

実験の様子

「0.6インターセプター」は通常のろ過砂と比較し、上層・中下層ともに濁質の捕捉がなされており、濁質捕捉帯が広いことがはっきりと把握できます。

実験結果

「0.6インターセプター」と「通常のろ過砂」

「0.6インターセプター+アンスラサイト」と
「通常のろ過砂+アンスラサイト」

「0,6インターセプター」は「通常のろ過砂」より2倍以上の濁質を捕捉する事ができ、流速が早くなるほど濁質捕捉量に差が生じてくることが確認できます。

ゼブラレイヤー

現在の複層ろ過は、逆流洗浄後に複層の境界がきれいに成層化され、濁質がアンスラサイト表層部・アンスラサイトとろ過砂の境界部分の2か所でしか捕捉されず、中間のアンスラサイト層はほとんど機能しません。

そこで濁質捕捉量を増加させるために、アンスラサイトを機能させ、濁質捕捉量を増加させるために、アンスラサイトとろ過砂をゼブラ(しまうま)状の層に形成する、「ゼブラレイヤー」を開発しました。

さらにインターセプターと組み合わせることで、より高い濁質捕捉量を実現します。

アンスラサイト+ろ過砂の境界線
ゼブラレイヤー+ろ過砂の境界線

特長

  1. 濁質をアンスラサイト層内に分散
    アンスラサイトとろ過砂の境界線に集中していた濁質を、アンスラサイト層内に分散できます。
  2. 濁質捕捉量を増やすことが可能
    ゼブラレイヤーに変更する事で、圧力式1.78~2.67倍、重力式1.20~2.13倍の濁質捕捉量に増やすことが可能になります。
  3. 逆流洗浄水のコスト削減
    洗浄排水濁度においては、短時間で多くの濁質が排出できます。
    また、捕捉能力が高く、逆流洗浄頻度を減少させることができるため、排水処理設備の縮小化、CO2の削減が見込めます。
  4. ろ過材の交換だけで処理能力向上
    濁質補足能力が高いため、既存のろ過砂単層設備から、ろ過層の構成を変更するだけで、処理能力が向上します。また、設備の変更によるコストの削減が見込めます。

用途

  1. 水道用
  2. 下水用
  3. 工業廃液処理
  4. 工業用水
  5. 浴場・プール用水の復元 など

ろ過材交換不要のろ過装置「シフォンタンク」及び「モバイルシフォンタンク」の高性能専用ろ過材として標準仕様です。

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