History and achievements

会社沿革と功績

沿革

日本原料のこれまでの歩みをご覧いただけます。

1939 初代社長 齋藤廣次により、硝子の原材料である砂の製造、販売を目的に設立
1940 茨城県高萩市並びに磯原町(現在の北茨城市)に工場設立、硝子原料、鋳物砂の採取、販売を併営
1945 GHQ技術本部並びに関係官庁のご指導のもとに、ろ過材専門会社としての基礎作りに着手
1950 京都府木津川工場、営業所新設
1951 日本濾過砂研究所を設立し、日本水道協会制定のJWWA規格に基づいた品質管理並びに技術開発に進む日本水道協会 衛生常設調査委員の指名を受ける福岡県福岡工場、営業所新設
1954 高速度篩分洗砂機を発明、大量生産化の態勢を樹立緩速ろ過池の表砂削取装置の特許並びにその他60数件の特許実用新案を取得
1962 茨城県鹿島工場新設
1968 日本水道協会より水道用ろ過砂の篩い分け式洗砂機の発明とろ過材改良、研究に努め、水道事業の発展に寄与した功績により、初代社長齋藤廣次が有功賞を受賞
1969 初代社長 齋藤廣次が産業界の発展に寄与した功績により、藍綬褒章を受章
1970 齋藤キン 社長就任
1973 福島県いわき工場新設
1974 取水路における全自動除塵機の実用新案権を取得
1980 札幌営業所開設
1982 齋藤キン社長が多年にわたり水道の普及発展のために尽力し、顕著な業績を挙げたとして厚生大臣賞を受賞
1984 流出油吸着型カセット式オイルフェンス(オイルガード)の実用新案権を取得
1985 仙台出張所開設
鹿島営業所開設、鹿島工場増設
水道用ろ過砂等調査専門委員として、
日本水道協会水道用ろ過材試験方法(JWWA A-103-1998)の制定に参画
1988 大阪営業所開設
1989 昭和天皇崩御
大喪の礼の際、葬場殿の敷き砂として白砂奉納
Factory

これまでの歩み

日本原料の原点 高萩工場

1940年1月の工場創設以来、上水道におけるろ過砂の重要性に着目し、高品質なろ過材を製造しています。
これまでの“経験と人力に頼る既存の生産技術から脱皮しよう”との合い言葉で、
長年培ってきた経験を生かしオートメーションシステムを構築し、 柔軟性と信頼性に富んだ高効率で従来にない、
ファクトリーオートメーションを達成するため自動化設備の開発に取り組んで参りました。
そのコンセプトのもと、当社高萩工場は平成7年7月T.F.A.プロジェクト(高萩工場オートメーションプロジェクト)により
全面リニューアルされました。
今ではオートメーション化に伴い生産効率が向上し、高品質な製品を大量にご提供出来るまでになりました。
 また、当社開発製品であるシフォンタンクを社内テスト機として24時間連続運転させ、
ろ過材洗浄時に発生する排水を清浄な洗浄水に処理し、循環利用しております。
これからも当社はメーカーとして最大限の設備の改良・新設を続け、
より高品質な製品をより短納期でお客様にお届けできる様努力を続けて参ります。

日本水道協会(JWWA)品質確認実施工場

Automation

オートメーション化された設備等

YH-24A
(Yasuhiro Hirotsugu 24hs Automation)

初代社長(齋藤廣次)時代に培われた職人のノウハウと現社長(齋藤安弘)時代の 最先端技術との合作であるという意味を込めて名付けられた「ろ過砂生産システム」

YH-24A
(ろ過砂生産設備)

自動でろ過砂を洗いながら篩い分けを行う設備

YH-24A
(ろ過砂生産設備)

場内で篩い分けられたろ過砂をコンベアで土場に運びます

小袋自動充填機

ろ過材を小袋に充填しパレットに積むまでを自動で行う設備

排水処理用シフォンタンク

ろ過砂洗浄に使用した排水をシフォンタンクにより浄化処理し、洗浄用水に循環利用しています。

乾燥機
(マンガン砂生産設備)

乾燥機導入により生産時間が大幅短縮され生産量がアップしました。
また、マンガン砂だけでなく特殊ろ過材の生産も可能になりました。

シフォンファクトリ―

シフォンタンクやモバイルシフォンタンクの在庫機を保管する倉庫

高萩工場航空写真

写真右の白いテントがシフォンファクトリー
2つの池上部にある赤い屋根がYH-24A

研究所

工場の敷地内に研究所を併設し、生産したろ過材の品質管理を徹底しています
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受賞歴

日本原料の受賞実績をご紹介いたします。

平成25年度 春の黄綬褒章 受賞

この度、黄綬褒章の栄誉に浴することができましたこと、身に余る光栄でございます。
5月15日に如水会館にて文部科学省の伝達式が行われ、皇居に於いて天皇陛下より拝謁を賜りました。これもひとえに当社をご愛顧くださる全国自治体の皆様、関係各位の皆様のご支援の賜と存じ、心より深く御礼申し上げます。

当社は昭和14年から日本の近代水道事業と共に歩み、全国の浄水場の80%以上にろ過材を納めてまいりました。
この水道用ろ過材の洗浄リサイクル装置とその原理を応用したろ過装置は飲料水処理をはじめ、あらゆる水処理において多くの国と地域でお使いいただくようになりました。
50歳の節目を迎えた今、黄綬褒章の栄に浴することができましたことは残りの人生を技術・開発者として「世界中の安全な水にアクセス出来ない地域の子供達の笑顔のために」さらなる発明を継続していこうとあらためて決心し、誓う場として最良の機会となりました。
今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

第19回 神奈川工業技術開発大賞
地球環境技術賞
2002年11月

第15回中小企業優秀新技術・新製品賞
2003年技術・製品部門 優良賞
2003年4月

かながわビジネスオーディション2003
奨励賞
2003年11月

第22回かわさき起業家選抜ビジネス・アイデアシーズ市場
かわさき起業家大賞
2004年2月

平成17年度全国発明表彰
日本商工会議所会頭発明賞
2005年7月

平成19年度 科学技術分野の文部科学大臣表彰
科学技術賞 技術部門
2007年4月

第5回インフラメンテナンス大賞
防衛省 優秀賞 技術開発部門
2020年12月

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