国際貢献 / International Contribution
海外の公共水道事業や国際貢献で日本原料の技術が活用されています。
活動内容
環境無償プログラム(ラオス人民民主共和国)
政府開発援助の環境無償プログラム「気候変動による自然災害への対応力強化」として、ラオス人民民主主義共和国に車載型モバイルシフォンタンク6台を納入しました。首都ビエンチャンにおいて地方水道事業者を対象に1週間にわたり試運転の実演と操作方法、飲料水をつくる方法をレクチャー。国内6都市に配備されました。納入後2年間、半年に1回の頻度で定期点検をおこない、その都度、おさらいをして現地のスタッフだけでオペレーションできるよう復習も実施しました。
ノンプロジェクト(ベトナム社会主義共和国)
政府開発援助のノンプロジェクトとして、ベトナム社会主義共和国のベトナム海事大学(ハイフォン)にモバイルシフォンタンク3基を納入しました。メインキャンパスの敷地内に3基のモバイルシフォンタンクを設置。公共水道水を再処理して学内飲料水として給水します。設置工事後、学校関係者に機器の操作方法などをトレーニングして持続的に運用できるノウハウを、薬品調合試運転を行いました。 施工は8月19日から行われ、同月28・29日には設備担当者向けのトレーニングを講義と実地で行いました。
地方給水(フィリピン共和国)
水道未普及地域のセブ市ボンボン・バランガイにて河川水を水源として飲料水を供給しました。
浄水場取水設備(タイ王国)
1982年、タイ王国バンコク市バンケン浄水場に4基の全自動除塵機を納入し、取水時に異物を除去して安全な浄水処理を実現しました。2005年には老朽化した設備をリプレイスしました。
ろ過砂納入(香港)
1963年、香港政庁沙田浄水場にろ過砂1,153m3を納入しました。
※実績一部抜粋