災害復旧活動
豪雨や地震など、災害により断水している地域に赴いて災害復旧活動を行っています。
「災害現場では何が起きるかわからない、最終決定権を持つ私が現場へいち早く向かうことで即断即決、短期間で給水支援などができるようになる」と言う社長自らが被災地で陣頭指揮を執ります。給水再開に喜ぶ方々の笑顔こそが私たちのモチベーションなのです。
小学校で課外授業
小学4年生のときに浄水場見学をした経験を持つ方がいるかと思います。しかし、ろ過池を上から見てもプールのような風景が記憶に残るだけ。
ろ過のメカニズム、汚れた水が砂層を通るときれいに浄化されるプロセスを体感してもらいたい。そんな思いから日本原料は夏休みの課外授業を毎年行っています。
浄水場の施設と同じプロセスで水の浄化を体験してもらい、水の大切さを教えています。
温室効果ガス低減に貢献
川崎市が推進する二酸化炭素削減に寄与する製品に与えられる「低CO₂川崎ブランド」。
ライフサイクル全体でCO₂削減に貢献する製品として「シフォンタンク」、「モバイルシフォンタンク」、「シフォンK3システム」、「0.6インターセプター」の4製品が認定されています。温暖化防止を図り、地球全体での温室効果ガス削減は私たち「ものづくり会社」の使命でもあるのです。
低CO₂川崎ブランドとは
ライフサイクル全体でCO₂削減に貢献する川崎発の製品・技術、サービスを評価し、川崎市全体の環境行やスキルの向上、地球温暖化防止を図り、地球全体での温室効果ガスの削減に貢献することを目的としています。
「低CO₂川崎ブランド」認定製品
低CO₂川崎ブランド’14認定
モバイルシフォンタンク
従来の設置型「シフォンタンク」をコンパクトなユニット化したため、車載を可能にした可搬式浄水装置です。災害時の緊急給水用途や土木工事現場の排水処理まで、水処理が必要な場所に持ち運べます。
また、人口変動が予測される小規模水道事業の新しい水道施設として活用されています。ろ過材交換は不要でメンテナンスフリー。一般的な浄水装置と比較して15%のCO₂排出量を削減します。
低CO₂川崎ブランド’12認定
インターセプター
日本水道協会が定める規格(JWWA A-103:2006-2)を遙かに上回る厳しい社内基準に基づいて生産された高品質なろ過材で、通常のろ過材と比べ濁質を2倍以上捕捉し、使用期間の延長や洗浄時の水量削減などの効果があります。
浄水場ろ過池やろ過装置に使用されており、そこで使用されている標準的なろ過材と比較してライフサイクルで25%のCO₂排出量を削減します。
低CO₂川崎ブランド’11認定
シフォンK3システム
揉み洗い洗浄機能「シフォン洗浄」を組み込んだシステムを急速ろ過池に導入することにより、逆流洗浄能力が向上し、ろ過材を常に清浄に維持することができます。
ろ過材の表面に汚れが蓄積しないため、ろ過材更生工事が不要になります。
従来のろ過池再生工事と比較して60%のCO₂排出量を削減します。
低CO₂川崎ブランド’10認定
シフォンタンク
これまで定期的にろ過材交換が必要であった水処理用砂ろ過装置に「シフォン洗浄」機能を付加することにより、ろ過材交換が不要になり、産業廃棄物を削減し、交換工事にかかるCO₂排出量を削減。 同時に、逆流洗浄時間を短縮するため、洗浄時の電力消費量や洗浄水量・排水量も削減します。