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「水を通じて、日本のインフラを支える」

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普段何気なく使っている「水道水」は浄水場で作られていることはご存じですね。我が国の水道普及率は97.8%、どこでも安心安全な水にアクセスできる希少な国です。全国に6,000箇所以上ある浄水施設の大半が砂ろ過法を採用しており、80%以上で当社のろ過材を使っていただいています。日本原料は知名度こそ低いですが、ろ過材(フィルター)に特化して水道と共に歩んできた老舗メーカーです。

日本原料は大きく分けて4つの事業を展開しています。 それぞれが地球環境に配慮して、この美しい水の惑星を次の世代へ伝える役割を担います。

①粒状ろ過材の開発・製造

ろ過材製造

シェアNo.1を誇る水道用ろ過材は『水道の生命』といわれ、原水の中に存在する浮遊物や水溶物といった物質を取り除くためのフィルターとして利用されます。物性や品質・寸法は日本水道協会(JWWA)が定めた厳しい基準に適合させなければなりません。当社の主力工場は茨城県高萩市にあり、2017年4月にJWWA品質確認実施工場として認定されました。厳しい品質管理のもとで製造されたろ過材は国内外に出荷され、浄水場をはじめあらゆる水処理のシーンで活用されています。

②ろ過材リサイクル工事(更生工事)

更生工事

すべてのろ過フィルターは交換しなければなりません。しかも使って汚れたろ過材は産業廃棄物として処分されます。日本原料はろ過材メーカーでありながら、この「地球上の限りある鉱物資源」を次世代に残すために使用済のろ過材を洗浄してリサイクルする発想を提唱しました。現代ではろ過池維持管理として当たり前になった「更生工事」。北海道から沖縄まで全国の浄水場で施工しています。水道事業のパイオニアとして、資源を保全して廃棄物を低減する、環境保全にも真摯に取り組みます。

③水処理装置の開発・設計

ST

時代の変化とともに水環境も時々刻々と変遷します。メーカーとして先見性と卓越した技術を常に磨き続け、オンリー1企業であり続ける。創業以来取得した特許は100件を超えているのが証拠です。今、世の中にない製品を生み出し、次代の水処理を創造することをモットーに、ろ過材メーカーならでは着目点であっと驚く水処理装置を開発しています。国内のみならず安全な水にアクセスできない国や地域の課題を解決する製品を開発し、水の格差解消に技術力で挑んでいます。

④災害復旧活動

災害復旧

今まで経験したことがない規模の自然災害が頻発する昨今、生活に欠かせない水道インフラの被災、あるいは避難生活を強いられるといったケースが数多く見受けられます。水道施設が被災して起こる断水、避難所での不安な生活。常に課題に挙がるのは安全安心な水の確保です。2005年以降、日本原料が独自に開発した浄水装置が国内外で発生した自然災害で被災した地域で活躍しています。短期間で設置でき、安全な水を安定して供給することも、水道事業と歩んできた当社の使命です。

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