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(理由1)上層の固着を防ぎ中層、下層まで活性炭全量で吸着できる | ||
●従来型活性炭装置では、活性炭の固着が上層で生じて 水道(みずみち)が形成され、被吸着物質がそのまま ショートパスする場合がありました。その結果、中層・下層の 活性炭がまだ使用可能であるにもかかわらず活性炭を 交換しなくてはなりませんでした。 ●活性炭シフォンタンクでは、活性炭全体を攪拌することで 固着化を防止し、まだ十分に使用できる中層・下層との 入替えを行い、活性炭全量による吸着が行われライフを 延長できます。 |
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(理由2)濁質が剥離され内部まで充分に吸着可能となる | ||
●活性炭表面に濁質が付着すると、有機物の吸着能力に 影響を及ぼすマクロ孔が目詰まりします。 マクロ孔が塞がれると被吸着物質は、吸着面積が広い 内部細孔への進入が妨げられるため、 活性炭の有効利用率は低くなります。(A図) ●従来型活性炭装置が行っている逆洗では粒子表面の 付着物質の剥離効果が小さいため、 活性炭は内部細孔の吸着能力を十分生かすことが できないまま入れ替えることになります。(B図) ●活性炭シフォンタンクでは粒子表面の付着物質を完全に 剥離して常に新品に近い状態になるので、 ライフを延長できます。(C図) |
COD・色度ともにライフが延長! 実際の産業廃棄物処分場で、上向流式の従来型活性炭吸着 装置と活性炭シフォンタンクを用いて同条件下で吸着の比較実験 を行った結果です。 ※交換ライフは原水の性状によって異なるため、全ての場合で このような交換ライフになるものではありません。 |
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型式 | 本体径 mm |
カートリッジ径 mm |
モータ kW |
処理水量(SV=5hr¹) | 運転質量 |
ACST-1200 | φ1200 | φ250 | 5.5 | 8.5m³/hr | 6.2t |
ACST-1500 | φ1500 | φ400 | 7.5 | 13.3m³/hr | 9.9t |
ACST-1600 | φ1600 | 15.1m³/hr | 11.3t | ||
ACST-1800 | φ1800 | 19.1m³/hr | 14.6t |