弊社のHPをご覧いただき誠にありがとうございます。日本原料の齋藤でございます。
日本は豊かな淡水資源に恵まれ、全ての家庭に常に安定してきれいな水を供給できる、世界でも数少ない国のひとつです。その水道環境も第二次世界大戦後ようやく整えられたものですが、日本原料はろ過材の専門メーカーとして、1939年の創業以来、戦後日本の水道事業とともに歩みその進化を根底から支えてまいりました。
現在の、そして21世紀の弊社を鑑みるに当たり、不可欠のキーワードが2つあります。ひとつは人間はもちろん地球に生きる全ての生命に欠かすことのできない「水」を通して社会に貢献し、かつ地球環境の未来を考える使命を持っていること。
そしてもうひとつはメーカーとしての先見性と、卓越した技術を常に磨き続け、自らを見つめ直し"SCRAP & BUILD”の精神で既存の枠組みを越えた新しい価値観や判断基準を創造し、積極的なイノベーションにより「ナンバー1企業」ではなく「オンリー1企業」としてあり続けるということです。
地球規模で環境問題が叫ばれている今、水道界にもたゆまぬ技術革新が求められています。弊社も安全でおいしい「水」と環境保全のために、上水・中水・下水を問わず、既成概念にとらわれることなく、新たな課題に挑戦する勇気と行動力をもって、環境保全の一助となるよう努力して参ります。
今まで培ってきた技術とノウハウを結集した一つの成果として、ろ過材交換不要の水処理用ろ過装置「シフォンタンク」を発表させていただきました。従来、小規模な簡易水道や民間企業で用いられているろ過装置は定期的にろ過材交換が行われており、この使用済みのろ過材は産業廃棄物として処理されていましたが、当ろ過装置を使用することにより、使用済ろ過材が生じず、また、これに伴い発生していたコスト削減もはかれる「地球環境への配慮」と「コスト削減」の両立を実現した画期的な製品です。お陰様で予想を遙かに上回るご評価をいただき、いくつもの賞も受賞させていただきました。
パイオニアとして、フロンティアとして未来を見据える姿勢と、オンリー1企業に相応しい秀でた発想力を育む風土、飽くなき自己改革により研究・開発を惜しまないモノ創りの精神こそが新しいマーケットを創造する原動力であると確信しております。
『21世紀の生命のために日本原料は地球に夢を与えます』を企業理念に掲げ、未来の地球に生きる全ての生命に「美しい水」を伝えるために日本原料は今後もさらなる挑戦をつづけることをお約束いたします。