5月16日〜18日にかけて"水の都"島根県松江市のくにびきメッセにて開催されました「第63回全国水道研究発表会」(主催:社団法人日本水道協会)において、今年は「高効率なろ過砂洗浄再生システムによる環境負荷低減化の実証実験に関する共同研究」というテーマで研究発表を行いました。
この研究は、ろ過池をベストな状態に保つろ過砂洗浄再生システム
「シフォンK3システム『SIPHON kawasaki Kouseikouji Killer(K3) System』」を川崎市長沢浄水場での実証実験を通してその効果や性能を測り検証するもので、平成22年7月より川崎市上下水道局様と共同で実施してきました。
今回は主に、「ろ過砂更生工事減少の可否」と「洗浄効果が上がることによる逆流洗浄水とCO2排出量の削減」について、システムを使用することによりそれぞれ実際のろ過池でも良好な結果が得られたことを報告しました。
また、協力機関である日本濾研株式会社も同発表会において「ゼブラ状のレイヤーを形成する複層ろ過の新ろ過材」について発表いたしました。
いずれも会場は立ち見の方が出るほどの盛況ぶりで、たくさん聴講者の方々に興味を持っていただくことができました。
お忙しい中、当社の発表を聴講いただいた皆さまには、心より感謝申し上げます。
尚、発表内容についてのお問い合わせはお気軽に当社までご連絡ください。